星新一関連の記事の掲載されている雑誌を集めてみました。
「編集会議」
この種の雑誌は普段手にすることはないのですが、特集につられて買ってしまいました。
星新一作品は、欧州、中国ほか20以上の言語に翻訳され広く読まれています。
アメリカの教科書に掲載されたこともあり、韓国ではシリーズ刊行が始まり、日本人の著作としては異例なことだといいます。
「遊歩人」
この雑誌も知りませんでしたが、ネットでみつけて取り寄せました。
「小説新潮」
星新一、没後10年齢と銘打って特集されました。
もっともっと、星新一の評価が進んで欲しいと願っています。特に出版界でその気運を高めてくれたらと。
作品の外国語訳が進み、海外で評価が高まればその時、ようやく日本での評価がなされるのかもしれません。
過去にも、浮世絵や仏教美術、日本建築など、海外で評価され、始めて日本人がその価値に気づくという歴史があったように、外からのレンズを通してしか正当な評価が出来ない、日本人の芸術的、文化的な未熟さ。
結局、現代でもあまり変わっていないと僕は思います。