【巻頭】

日本SFは黎明期がおもしろい

  

SF-図書館掲示板

 

    ブログ更新状況

 

     ・【SF小辞典】

      「ヘラクレスの柱

      「アトランティス大陸

      「オリハルコン」 の3点を追加

     ・【書籍レビュー】 

      「2001夜物語」 を追加

     ・【書籍レビュー】

      「ひらめきの法則」 を追加    

       

      お楽しみください!

        令和8年 3月13日

     

黎明期がおもしろい

 

1960年代、大好きな日本SFの黎明期
それは星新一氏から始まりました

 
未知の惑星「SF」

ひとり運命的に降り立った星新一

 
小松左京、筒井康隆と優秀な才能が導かれ

吸い寄せられるようにその惑星に舞い降りて
そしてキラ星のごとき作品の数々

  

夢中に読みふけった

あの頃を想い出し

このブログを書いています

   

人気記事ランキング

 カテゴリーごとの記事はヘッドメニューから

 

  

最新7作品はこちら

       

【2001夜物語】星野之宣/ 人類の誰もが夢見た輝かしい21世紀のその隣には絶望と孤独の大海原が…
著者名  星野之宣出版年  1985年(昭和60年)発行   双葉社ジャンル SF漫画 暗く、ジメッとしたイメージを引きずる70年代が終わり、さぁ!80年代の夜明けだ。景気よくはじけるぞ。というそんなお祭り前夜の、土曜日の午後のような(あの…
【ひらめきの法則】星新一/ 短編小説の発想法を本人の声で聴ける 貴重な音源
著者名  星新一出版年  2010年(平成22年)発行   新潮社ジャンル カセットブック 星新一の講演会を収録したCDです。星新一の肉声を聞けるのはこのCDだけです。エッセイなどで読む「周りのSF仲間を爆笑の渦に巻き込む」あの星新一のイメ…
【鍵】 星新一/ 大人だからこそ分かるSF的寓話の世界
著者名  星新一掲載作品集 「妄想銀行」 星新一は、SF作家と称されることよりも、寓話作家という言葉を好んだと言います。一般的に「寓話」という文学は誤解されているかもしれません。皆さんもよく知っている、イソップ寓話やアンデルセンの童話があり…
四苦八苦
お釈迦様の説いた四苦八苦の四苦、つまり生老病死のことですが、何故生まれることが苦しみなのか。 そもそも、生まれてこなければ、その後の「老病死」は無い。「老病死」以外にも生きていれば辛いことやイヤなことが度々あります。生まれなければそんな体験…
【SF魂】小松左京/ Mr.SFが語るSFの大いなる可能性とは何なのか
著者名  小松左京出版年  2006年(平成18年)発行   新潮新書ジャンル エッセイ集      「日本沈没」「復活の日」「果てしなき流れの果てに」など大作を矢継ぎ早に発表し、日本にSFを根付かせた巨匠小松左京が語る「SFに見た大いなる…
【エスパーお蘭】平井和正/ ウルフガイシリーズ、幻魔対戦の平井和正の第二短編集
著者名  平井和正出版年  1971年(昭和46年)発行   早川書房ジャンル SF短編集 収録13作品平井和正の第二短編集です。「親殺し」「悪徳学園」「サイボーグお鷹」「星新一の内的宇宙」「終わりなき午後」「エスパーお蘭」ほか この短編集…
【宇宙と星99の謎】堀源一郎著/ 夢は答えの中にはない 解けない謎にこそある
著者名  堀源一郎出版年  1975年(昭和50年)発行   SANPOBOOKSジャンル 宇宙科学解説本    この本は僕にとってのSFでした。僕が14歳の時。あの頃は、今のように欲しい本を自由に買える年ごろじゃなかった。何度も何度も繰り…

  


  

僕とSFとの出会い

       

昭和36年生まれの僕がSFと出会ったのは中学生のころ。やはり例に漏れず星新一の作品集だったと記憶しています。それが「ボッコちゃん」だったか「ようこそ地球さん」だったかは記憶にないのですが、その面白さに夢中になりその後も作品集を手当たりしだい読み漁りました。

続いては、ちょっと毛色の違う筒井康隆の作品。それは「にぎやかな未来」という初期ショートショート集でした。この作品集もおもしろかった。ただ僕の正直な読後感は「星新一に比べて雑だな」ということです。簡単に言うと物語の展開から結末に向かう流れのことで、筒井康隆の作品の結末にはどこか強引さがあり、星新一の結末やオチが繊細で少しでも不自然さが残らないよう熟慮されているのに比べ対照的でした。

3番目に出会ったのが小松左京。作品は「ゴエモンのニッポン日記」だったか、それとも「明日泥棒」かな。なぜだろう。小松左京の作品にはどっしりとした安定感があります。長編作家気質の成せる技なのか、両足がしっかり地に着いている感じでした。

友人が僕の書棚を覗くと決まって「ありがちな並びだね」との感想に、言われた僕もなぜか恥ずかしさがあり、そこには星新一がSFの入門書で、そこから筒井康隆や小松左京…と難しく高級になるみたいな段階とみられていたあの頃から今に続く評価がありました。

そんなバカな話しはないではないか。文学や芸術にそんな単純な段階的分類分けなどあるわけない。そこにあるのは文学的、芸術的な「質」の問題であり、単なる長さや表現方法などではない。
いずれにしても、この流れはまさに教科書通りのSF御三家の初期経験であり「刷り込み」にあたります。僕にとってSFといえばこの3人の作品と、そこから派生し出会った作家の作品であり、とても狭いエリアの中にあります。だから中々、最近のSFにまで手が伸びません。現代の科学の進歩を思えば、最先端のSFはどこまで行っているのか興味はとてもありますが、とりあえずは僕がすり込まれてしまった初期SFをもう一度楽しんでいます。 

 

そしてブログを…

   

ここまで自己紹介を兼ねたSFとの関わりを書いてきました。
僕は普通のSFファンです。
世の中の些細な圧力で心が折れそうになったとき、SFを時折読むことによって一時的にでも現実から逃れ、心の平常を取り戻し、また現実社会に復帰している。
そんなに熱狂的でもない、ありふれたどこにでもいる普通の読者です。

日々の忙しさの中で読書に浸れない日常が続いていた頃「定年を迎え一段落したら安楽椅子に横たわり、買いためて手付かずの本をゆっくり読んでやろうかなぁ…」
そんなことを考えていたことを思いだしました。
「今がその時。せっかく読むのならその感想を書き残しておきたい」それがこのブログのはじまりです。とりあえず過去に読んだ懐かしい本に再度目をとおしながら書き始めました。

変なブログを書いてるな。でもおもしろそうだな。
一度、黎明期のSFを読んでみようかなと思っていただけたら幸いです。

  

 

このサイトでは、Google AdSenseとAffiliateの広告を利用しています。

 


✨ ✨ ✨ ✨ ✨

 

 

タイトルとURLをコピーしました